まずはじめに、浮気調査に必要となる料金は決して安い金額ではありません。
浮気調査の適正価格でも、浮気調査1件に数十万円の費用がかかります。
しかし、中でも特に浮気調査の費用が高額になるケースも存在します。
調査費用を請求されてから、慌ててしまう人も少なくありません。
そして本来なら味方であるはずの探偵と金銭トラブルが勃発することさえあるのです。
浮気調査の料金が覚悟していた以上に高額な費用になってしまうのは、その料金の仕組みにありました。
探偵に浮気調査を依頼すると、事前に調査料金の見積もり金額を提示されます。
この段階では、まだ調査を断る事も可能ですから見積もりの金額が高ければ依頼をしないという選択をすることが可能です。
事前に見積もりで料金が分かるにも関わらず、なぜ浮気調査料金は高額になりトラブルが発生するのか疑問に感じるかもしれません。
しかし、この見積もり料金は最終的に請求される金額と同一とは限りません。
それどころか、探偵の料金の仕組みによって見積もりよりも高くなってしまう事がほとんどだと言えます。
というのも、見積もり時の費用はほとんどの場合、「調査料金」のみとなっていることが多いからです。
調査料金とは、
( 1時間あたりの料金 × 調査員数 ) × 総調査時間
で計算されます。
調査にあたる人員数と調査時間にやって費用が左右される部分です。
この費用は、事前の相談で決める部分ですから、何か事情が変わらない限り、見積り金額と大きく変わることはありません。
これが見積もり時に出される料金の詳細です。
ですが実際に請求される料金は、ここに諸経費が加わるため高額になってしまいます。
諸経費として請求をされる費用には以下のようなものがあります。
ターゲットが電車などの乗り物を利用した場合に発生することがあります。
尾行や張り込みをする際など、探偵の車両を有料の駐車場へとめる際に発生します。
ターゲットが浮気相手と一緒にテーマパークなどの娯楽施設など入場料が発生する施設に入った時、後を追って調査をする為に必要となります。
浮気調査の際に、探偵が車両を持ち込む場合に発生します。
普通自動車の他に大型車や二輪車を使用し、車両によって発生する金額は変わってきます。
浮気旅行や出張先での浮気を調べる際などには、宿泊をしなければいけないこともあるでしょう。
その場合に発生する宿泊費も諸経費として追加請求されます。
証拠を押さえるために使用されるカメラなどの機材代も実費請求をされる項目です。
カメラのフィルム代なども含まれます。
実費請求される諸経費にはこうしたものがあります。
この部分は見積もりでは出せない部分のため、あとから実費請求されてしまうのです。
そのため依頼者側からすると、思った以上に高額だと感じることになります。
また、浮気調査では、証拠の取得に成功をした場合に支払いが発生する成功報酬があります。
成功報酬は、浮気調査を行う前に成功条件をあらかじめ決めておいて、その条件を満たした場合に報酬を支払ます。
しかし、この成功条件が曖昧で、契約書に記載されていないと、成功報酬の支払いでトラブルに発展する可能性があります。
そのため、必ず成功報酬の支払いが発生する条件について確認をして、契約書にその条件が明記されているか確かめてから浮気調査を依頼してください。
自分で浮気調査をした場合のメリット・デメリット